私達は、過去の実績を活かし、研究・開発・製造・施工のすべてのノウハウを集結し、より高品質、高技術力な「屋根」を提案、構築します。
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    YANEYAプロジェクトについて

    培ってきたノウハウ・技術力を最大限活かせる施設「YANEYAプロジェクト」稼働

     

     数年前から、年に数回講演会の講師として講和をさせて頂く機会がございまして、その時、良くお話をするのが、屋根についての事、グッドデザイン賞についての事です。屋根は、普段から良く見慣れた建材ではありますが、トイレの便器の蓋、洗面台の蛇口、ドアのノブのように、日常的に利用したり、触ったり、触れたりすることはなく、おそらくご自宅の屋根に一度も触れたことの無い方が大半かと思います。また、ご自宅の屋根がどのような素材なのか?形状なのか?知っている方も多くはないでしょう。普段から目にしているけど、触ったことの無い屋根を、みんなに見てもらおう!触ってもらおう!感じてもらおう!そんなミュージアムを創ろうと複数の企業と共にプロジェクトを立ち上げました。

     また、グッドデザイン賞についても、講演会が終わった後、よく聞かれることは、グッドデザイン賞やGマーク
    は知ってるけど、どんなものがグッドデザイン賞なの?と素朴な質問をされることがあります。認知度が81%を超える賞であり、知名度も高く、世界的にも格式のある賞ではありますが、受賞アイテムは意外と知られていません。我々の日常生活の中にも、沢山のグッドデザインが存在していても、それに気づかず、ただ利用したり、見たり、食べたりしていることはすこぶる勿体ない、もっとデザインを意識して、デザインに関心を持ってもらい、そして、デザインを知ってもらい、手に取っていただき、体験してもらう。こんなスペースをデザインできれば、もっと暮らしや社会がより豊かになり、社会課題を解決する追い風ともいうべき
    変化が生み言い出せるのではないかなと想い、板金ミュージアムと共に、ソ
    ーシャルデザインとしてプロジェクト致しました。

     このプロジェクトは地球環境問題、コロナ禍の問題、人手不足の問題など、
    私たちが暮らしている環境や社会において満ち溢れている課題を解決してい
    くための‘道標や羅針盤‘となればと"想い"「やね屋プロジェクト」として始
    めました。

     デザインに関る企業として、そしてものづくり企業として、地域社会に少
    しでも貢献できることを"願い"、これから取り組んでまいります。


  •  屋根という伝統文化に「デザイン経営」を取り入れた「やね屋プロジェクト」。
     魅力を伝える"体験"として様々な取り組みを行いました。

     ①コミュニケーションデザインによる『職場体験型工場見学』を導入。
     ②ものづくりの楽しさ・素晴らしさを知って貰いたい思いから、『業界初の板金ミュージアム』を導入。
     ③「見て・触って・遊びながらグッドデザインを学べる空間」『グッドデザインミュージアム』を開設。

     工場内外にも多数のグッドデザインを採用し、大人と子供が一緒に楽しめるコミュケーション空間は、新たなビジネスモデルを実現させました。

     新型コロナウイルス感染症の影響により、コミュニケーションやものづくりを行う機会が激減している中、当社では日本企業が失ってはならない「ものづくりの伝統」をイノベーションとして捉え、「ビジネスと地域貢献とを両立させた笑顔溢れる空間デザイン」をプロダクトデザインとして生み出しました。

    「職場体験型工場見学」「板金ミュージアム」「グッドデザインミュージアム」では、子供たちにものづくりやデザインの楽しさ・素晴らしさを身近に感じて貰い、将来を担う人材の育成や地域活性化に貢献出来ればと考えています。


    職場体験型工場見学

    板金ミュージアム

    グッドデザインミュージアム

    YANEYAゾーン

     この「ビジネスと地域貢献とを両立させた笑顔あふれる空間デザイン」を実現する為、弊社では4つのコンセプトを掲げ、地元の設計士、施工会社と協力し、新工場の建設に当たりました。

    ①生産性の向上を目指して

    生産性の向上を目指して、「まんのう第二・第三工場」を稼働しました。製造スペースや製造ラインの拡大によって「成型機複数台所有」という弊社の強みを最大限活動できる環境を構築しました。それぞれの製造ラインに従業員を割り振ることで、複数台稼働が可能となり、「製造時間の短縮」や「生産性の向上」に繋がっています。

    更にストックヤードを確保することで、サプライチェーンの最適化を行い、繁忙期や災害時でも安定した運用が出来る体制作りを行っています。

    ②環境改善

    「換気の悪い密閉空間の改善」と「室温制御」を行うために、アドバンス(当社オリジナル屋根材)の上に大型ルーフファンを設置しています。

    各フロア一人あたりの必要換気量を確保する為に、「換気システム」や「フロア化」を導入し、従業員が安心して働ける環境を構築しました。

    給気・排気を行い、強制換気を行うことで、ウイルスだけでなく熱中症を予防する対策を行っています。

    ③ソーシャルディスタンスの確保

    新型コロナウイルス感染などの感染症ウイルスから従業員を守るため、工場内・事務所のソーシャルディスタンスの確保を徹底しています。

    「まんのう第二・第三工場」の稼働により、製造ラインを「集中型」から「分散型」へシフト。「座席の間隔が1.5m以上確保出来る」大会議室を設置しました。

    更にはオンラインで参加できる施設を導入し、安心して参加出来る環境を構築しました。

    ④地域に還元

    毎年、高校生向けのインターンシップを行っています。

    YANEYAプロジェクトによって、今回新たに「職場体験型工場見学」「板金ミュージアム」「グッドデザインミュージアム」を開始しました。

    工場の中を見学して貰うだけでなく、「ものづくり体験」や「図面作成」と言った実業務の体験を通して、将来を担う人材の育成や地域活性化に貢献していきたいと考えています。



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